医療法人詳細
- HOME
- 医療法人詳細
入院病棟のご案内
老年精神科病棟のご案内
老年精神科病棟では、50名の入院が可能で、老年期(概ね65歳以上)の重度の認知症の方を対象として、専門的な医療・看護・介護などを通じて、患者さんの日常生活が快適に送れるようお手伝いしております。リハビリテーションの提供や人工透析、レクリエーションや院内行事、患者さんの個性・病気の状態に応じた部屋も準備され生活空間としての病棟であり、適切な医療提供ができる病棟でなければならず、より多くのニーズに対応できるようスタッフ全員で取り組み、努力いたしております。
理学療法のご案内
理学療法を通じて、老人に多く見られる運動障碍によるねたきりの予防や、関節稼働域・筋力の維持、訓練そのものによる精神的活性化などの効果が期待でき、介護部門との連携によるレクリエーションや理学療法士の指導による病棟スタッフ全員でのADL訓練など、老人医療には欠かせない訓練となっています。
老人性認知症疾患治療病棟のご案内
認知症疾患治療病棟では、40名の入院が可能で、重度の認知症があり家庭では介護が困難な方を対象として、作業療法士による作業療法を中心に行いながら患者さんの残された機能・能力を最大限に引き出せるよう、生活のお手伝いをしています。通常は、40名の患者さんが入院されておられますが、病棟の開放化に取り組み、毎日9:00~16:00の時間帯で病棟出入口の鍵を開放し、ご家族の方が面会に来られたときにも自由に出入していただけるようになりました。もちろん離院事故にならないように「徘徊コール」というシステムを導入し、ご家族の方にもご理解をいただきながらの運用です。 平均的な入院日数は1,163日間と、約3年間にもなります。患者さんにとって病棟自体が生活の場となりますので、よりよい生活環境の整備・調整を行いながら、スタッフ全員が家族の一員としての役割を担うよう、努力しております。
作業療法のご案内
認知症があることにより、人との接触を嫌い、一日中何もせず部屋に閉じこもってしまうことで、症状の悪化をまねきます。そのような患者さんに作業療法をとおして、手作業や、体を動かし、できることをみつけて、喜びの再発見や、一日の生活の中にメリハリをつけることで、精神の安定をはかり、痴呆疾患の悪化防止につとめます。
内科療養病棟のご案内
内科療養病棟では、22名の入院が可能で、内科疾患をお持ちの方が主に入院され、患者さんひとり当たりの病床面積が8㎡以上という療養環境を提供しています。
通常は、22名の患者さんが入院されております。平均的な入院期間は414日間と長期療養が可能で、慢性的な病気や肢体不自由な方が対象となりますが、院内の他病棟や併設施設からの急変患者さんにも対応できる設備も有しております。
リハビリテーションやレクリエーションも提供しており、入院中のベッド上生活時間の短縮など、幅広い医療・介護に職員一同努力しております。
高気圧酸素治療装置
身体のすみずみまで酸素を送り、脳卒中や心筋梗塞など、幅広い疾患に対応できる治療装置で、副作用・事故などがなく安心して受けることができます。
レクリエーション
週に数回、職員といっしょにルールのあるゲームや工作をすることでコミュニケーションをとり、入院生活にすこしでもゆとりと楽しみを提供できるよう取り組んでいます。
外来診療科のご案内
外来診療概要
診療科目 | 内科・リハビリテーション科・精神科・(人工透析) |
---|---|
診療時間 | 【午前】9:00~12:00【午後】14:00~17:00 |
休診 | 土曜日、日曜日、祝日 |
受付時間 | 【午前】8:30~11:30【午後】14:00~16:30 |
薬局案内
外来診療にてお薬の処方が出された場合、服用方法や使用方法、処方されたお薬の効果や副作用など薬剤師によりご説明させていただきます。また、お薬のことで飲み方や心配ごとなどございましたら、お気軽にご相談ください。
人工透析のご案内
認知症疾患の患者さんが安静を保てない理由から、透析を受けることが出来ず、大変残念な思いをされることが多々あり、そのような患者さんでも安心して透析を受けられるような人工透析室です。設備も十分な整備がしてありますが、スタッフも認知症の患者さんへ対応できるスタッフが配置してあります。
また、一般の外来患者の方々も、認知症疾患の患者さんとは曜日を変えて対応いたしており、通院ができない方に関しては、病院の公用車により送迎を実施しておりますので、お気軽にご相談ください。
検査のご案内
MRI検査装置
身体の各部(特に頭部・腹部)をスライスした映像が見られ、より確実な診断ができる装置です。また病院の検査の多くに伴う、痛みや辛さなど全く無い検査です。検査には予約が必要となりますので、受付・電話にてご確認ください。
高解像度 胃・大腸X線透視装置
・胃透視:バリウム(造影剤)を飲んでX線撮影を行います。
・大腸透視:バリウムを大腸に注入し、X線撮影します。検査当日に検査食と下剤を摂取し、便をすべて排出していただきます。
どちらも癌やポリープなどの病変がないかどうか確かめます。予約が必要となりますので受付にてご確認ください。
上部・下部内視鏡装置
食道、気管肢、胃、十二指腸および大腸までを直接観察し病変の有無を調べます。検査の当日朝は絶食となります。癌や潰瘍など粘膜の軽度の以上の病変がないか確かめます。また眠ったままの検査 もできますのでご相談してください。
心臓・腹部エコー装置
肝臓・胆嚢・胆道・脾臓・腎臓および心臓を観察する検査です。腹部エコー時は当日朝は絶食となります。癌やポリープなどの病変がないか確かめます。
心臓エコーは左心室の形、動き、駆出率などや各弁の動きなどを確認します。
両方ともに検査時の痛みや辛さ侵襲性の全くない検査です。
脳波測定
脳の電気的活動を確認する検査です。
電極を取り付けたキャップをかぶりゼリーを使って調べます。時間は40分~50分程度で、この間は安静にして、指示された簡単なことだけをしていただきます。痛みなど全くありません。
※検査終了時、ゼリーが十分にふき取れない時がありますので、自宅での洗髪をお願いします。
心電図・肺機能検査・眼底カメラ・聴覚検査
•心電図検査は心臓の動きや電気の伝わり方を調べます。
•肺機能検査は肺活量や一秒率といわれるものなどを測定し、肺および気道の異常を調べます。
•眼底カメラは眼底の中の細い血管のとおり方をカメラに撮り調べます。
•聴覚検査は高い音、低い音がどこまで聞こえるか調べます。
血液検査
肝臓、腎臓、膵臓などの機能を見る生化学検査と貧血検査、感染症検査などがあり、30分前後での結果の返却を目指しています。特殊な検査は外注となり日数もかかりますので担当者までお問い合わせください。
介護保険サービスのご案内
通所リハビリテーション
介護保険制度による介護認定で、要支援~要介護5と判定を受けた方がご利用できるサービスです。
1.身体機能回復訓練
2.日常動作の回復訓練
3.送迎サービス
4.食事サービス
5.入浴サービス
ご利用に際しましては最寄りの居宅介護支援事業所に介護サービス計画の作成を依頼する必要があります。利用定員は1日20名まで、月曜日~金曜日にご利用いただけます。土曜日・日曜日・祝日はお休みさせていただきます。ご利用時間は9:00~15:30までとなります。
居宅介護支援事業所
介護保険の認定を受けたい場合に申込みいただけると、認定のお手伝いをいたします。また、認定後に在宅のサービスを利用したい場合にご相談いただくと、ご自宅まで出向いて、本人およびご家族のご希望や、どのようなサービスが利用可能であるかを説明し、適切なサービス利用の計画を立てて、実際に在宅サービスが受けられるまで準備いたします。
お問い合わせ
お問い合わせはこちらから
事業内容や採用に関するご質問やご不明点などございましたら、
お気軽にお問い合わせください。
TEL:0995-78-3135
〒899-6603 鹿児島県霧島市牧園町高千穂3617-98
医療法人桃蹊会